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2007年11月11日
屋久島に学ぶ(屋久島の存在価値って?)
屋久島に訪れる人は毎年30万人だそうだ。
人口の22倍もの人が訪れる。
(島全体が地球屋久島ホテルみたいだ!)
今回の選挙を通じ、屋久島の人たちの暮らしに密着できた。
そこで知ったことは、訪問者の視点ではなく、住む人の視点で見た事実。
なかでも今日は、
国立公園に指定され、世界遺産に指定され、
「観光客の増加とともに屋久島の自然は損なわれている」ということにフォーカス。
たとえば、
縄文杉までのルートは足元が整備され、年齢に関わらず観光できるようになっている(らしい。実は、僕はまだ見ていない。)
5月にHoCAメンバーズで嶽詣りした際に、同行したコスモスの吉村いわく、
「もう大渋滞。定番のコースだとマイペースでの往復はできない。」ほどであるらしい。
(想像だけど、仕事をリタイアしたシニア層が多いみたいだ。)
観光業と自然維持のバランス。
地元は、
「人が来れば来るほど町にお金をおとしていってくれる」という経済基盤。
でも、自然が衰退すれば将来にわたっての観光業は成立しない。
「今の幸せか、将来にわたっての幸せか。」
このテーマは屋久島に限らずどこでも普遍的に付きまとうよね。
となると、日本全体の、世界全体の人々の意識が一様に高まれば、
迎える人、訪れる人が常に同じ気持ちで自然維持に取り組めるよね。
みんなの共通の自然資産、屋久島。
今回、屋久島で感じたことは、
「屋久島は美しい自然が手付かずで残っているかけがえのない島」という存在から、
「地球に住まう人々が、将来の人たちに恥じない日々の暮らし方をすることの大切さをわかりやすく語りかけてくれる島」という存在へ。
やはり、屋久島は学びの島だね。
投稿者 sunrise : 2007年11月11日 13:50
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