« サテライトMUSEUMオープン | メイン | にっぽんのまつり »
2007年07月01日
とうとう見てしまった・・・MOA美術館にて
金曜日に奥湯河原温泉のツバキという老舗旅館に逗留してきた。
鎌倉から海沿いを車で1時間。
海を眺めながらの比較的快適な道程であった。
天候にもよるが、
鎌倉から江ノ島までの眺めも穏やかでいいが、
二ノ宮から湯河原までのビーチラインは、男性的な感じがしてよい。
さて、このツバキという旅館。
仕事のご縁で初めて伺ったのだが、
僕がこれまでに経験したことのない、世と隔絶した感じのする、若輩者には迎合しない、
古の文人に愛されるような佇まいであった。
さてさて、
そんな湯河原から車で15分のところに、MOA美術館というところがある。
HOCAで目論むMUSEUM構想の参考にと、
ちょいと立ち寄ってきた。
するとそこには、
あるではないか~
黄金の茶室。
そう、かの豊臣秀吉が、権威の象徴か、愚の骨頂か、つくってしまった黄金の茶室のレプリカである。
うーん、
秀吉の代弁をすると、これはもちろんツール。
権威の象徴でも、愚の骨頂でもなく、
燃やしてしまった安土城の代わりとして利休に(ひょっとして利家かも)つくってもらったんだなあ。
ってことは、やっぱり権威の象徴?
いえいえ、天下統一のためのツールですよ。
投稿者 sunrise : 2007年07月01日 16:39
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.sunrise77.com/mt/mt-tb.cgi/487